2015年の驚いた
あけまして、おめでとう。

年末、年始に雪が降るのは、京都市内でも珍しくはない。
結構、記憶がある。
数年前もかなり積もって、2日に京産のあたりまで30キロ走をしたけど、ゴミ焼却所の坂は歩道が雪で、車道しか走れなかった。御所の北の今出川通りも北向きのせいか、雪がとけない。
それにしても、2015年のこれはすごい。
京都が新潟になってしまった。
下に、2014年の送り火の日の豪雨で、鴨川・三条河原が水没した写真をupしたけど、最近の気候はちょっと極端だ。
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あけまして、おめでとう。
それにしても、2015年のこれはすごい。
京都が新潟になってしまった。
下に、2014年の送り火の日の豪雨で、鴨川・三条河原が水没した写真をupしたけど、最近の気候はちょっと極端だ。
今日で1月も終わり。成績もつけ終わり、微調整も今日までとし、2014年度の業務は終了です。
ところで、3年くらい前から、電子書籍で昔の長編歴史小説を読んでいます。文庫本にすると一つのタイトルが、20冊とかになる分量です。太平記、平家物語、宮本武蔵、三国志などなど。今は、水滸伝を読んでいます。
日本史の知識としてどうもよく理解できなかったのが、南北朝時代でした。足利尊氏が主人公の「太平記」では、この時代をよく理解できました。奈良や和歌山を旅行するときには、よい予備知識です。
NHKの大河ドラマは見なかったのですが、平清盛が主人公の「平家物語」では、義経をよく理解できました。去年見た、歌舞伎の「勧進帳」でなぜ「安宅の関」という北陸の地名が出てくるのか、また、トライアスロンで毎年行く能登半島の珠洲に、なぜ平時忠が出てくるのかよくわかりました。
「三国志」では、常識として知っていた、「泣いて馬謖を斬る」とか、「死せる孔明、生ける仲達を走らす」という言葉の意味が、恥ずかしながら今になってようやくわかりました。「馬謖」というのは、登場人物の名前だったのですね。"Red Cliff"という映画がありますが、これも「赤壁の戦い」という意味ですね。
「宮本武蔵」も、京都に住んでいる私にすれば、いつも通過している「一乗寺」に思い入れが出てきたし、柳生十兵衛はこの頃の人だったのかと、改めて知りました。柳生の里も、春休みにバイクで遠出したいところです。ただ、吉村版の「武蔵」では、通常、貴公子として描かれる佐々木小次郎が、粘着質のいやらしい人物にされていたのが、意外でした。
今呼んでいる「水滸伝」でも、「伏魔殿」とか「梁山泊」というのが、この物語の用語だったとはじめて知りました。
読んだと人に言うには、ベタな小説群ですが、日本人であれば、必ず通過すべきでしょう。文章もやさしく、実に読みやすいものばかりです。まあ、1タイトル読むのに、たっぷり3ヶ月はかかりますが、試してください。