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学期のあいだの休日

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20度を超えたという、春の京都。
20年以上も住んでいながら、一度も行ったことのない桂離宮に行きました。
ブルーノ・タウトによって伝説化された、かの名建築?ですが、日本びいきの外人の勘違いじゃないかと思い、さほどの期待もなく行きました。

桂離宮は、どう考えてもタウト以外、さほど強固なサポーターが思い浮かびません。建築として、超一級品とまではいえないでしょう。
もちろん、学習する点はたくさんあります。
しかし、それは日本建築に共通する美学であって、桂離宮に固有なものではありません。

古書院の外見は、どことなくミースを思い出させます。このあたりが、タウトにアピールしたのではないかとも思います。

古書院の雁行形が、日本建築史で言及されたりしますが、so whatという感じです。雁行しているのは、建築された時期が異なるからで、当初からの意図ではありません。ただの、偶然です。

回遊式庭園じたいも、ごく普通です。
これは、桂理由の建築時期が江戸時代であることに、思いをいたす必要があります。我々の美学を総体として確立した時期で、逆に我々の目を驚かせるものではないのです。

総じて、タウトという外人の壮大な勘違いを、はなで笑いながら、桂川をバイクでかっ飛ばして家路につきました。
とはいいつつ、よい春の休日でした。

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2015年3月17日 22:55に投稿されたエントリーのページです。

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