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科学が自然の強大さに屈服した年

ある報道にこうあった。
「メルケル首相は、12月9日の連邦議会における演説で拳を振り上げながら感情を爆発させ、「科学的な知見に基づく政府の指示を軽視する市民への強い苛立ちと失望感」を表明した。悪いのは、能書き通りの結果を出せない科学やリベラルエリートではなく、エリートの命令に従わない非科学的で反知性的な愚衆であるというわけだ。」

科学を信奉する者たち、知性を信奉する者たちが、今年ほど自分たちの信じるポリシーが自然の前に無力であることを思い知った一年はなかったのであろうか。
人間のもつ知力は限界だらけだ。
にもかかわらず、科学によってすべてを支配しているという人間の傲慢さが何をもたらすかを、現状は残酷なまでにあらわにしている。

科学も、なによりも西洋医学は万能ではない。
一年もたって、何の効果的対策も打てないのが西洋医学である。

科学を巡る混乱は、政治が象徴している。
政治家はことごとく無能であるが、それは政治家の無能さが、イコール、誰か専門家という集団を隠れ蓑につかっているだけのこと。
どこかの学校の執行部も同様である。「あとは野となれ、山となれ」。役所が指示するまで、他校が何かするまで横並びでいけば、非難されないですむという思考停止。

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2020年12月30日 19:22に投稿されたエントリーのページです。

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