2017年8月27日

10月について

10月の練習会ですが、イベントがらみで別の団体が先約しており、場所の予約が取れませんでした。今年の練習会は、残り11月のみとなります。

私事ですが、自転車で大けがをしてしまいました。10月には復帰できている予定ですが、それも別日程を組まない遠因でもあります。

よろしくお願いします。 浜田

2017年7月19日

7月練習会報告

忘れていました。5月に予約を入れるときには。
7月の第三週は、練習場近辺は最悪の状態になるんですよね。なんとか祭。ごく一部の人間をのぞいて、大半の地元民には何の関係もない、ごく一部の自称コア「京都人」と、それにまつわる観光関係者のイベント、すなわち普通にこの地域に住んでいる人にとっては迷惑のタネ。

すいません。そんな日に練習会を入れてしまいました。
そんなこともあり、参集者が少ないのはやむをえません。

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でも、めげずに、たくさん演奏しましたよ。
バーバー「弦楽のためのアダージョ」・管弦楽即興編成、バッハ「管弦楽組曲3番」、モーツァルト「ドン・ジョバンニ」、ヒンデミット「画家マチス」(さすがに楽器が足りないので一部)、きわめつきは、12音音楽のウェーベルン交響曲。
私は充実した時間を過ごせました。

皆さんの反応は、意外に現代曲ってできるじゃないか、というものでした。

あつい夏はこれからですが、もうすこし涼しくなってから、皆様とまたお会いしましょう。

2017年6月20日

6月練習会報告

MOiK、6月の練習会報告です。

今年は、奇妙な天気ですね。
6月で、こんなに乾燥して天気がいいなんて珍しいです。

さて、今回は、ブルックナーの交響曲9番でした。

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過去に演奏経験があるんだな、と感じられる方も何人もおられ、曲の輪郭はある程度確保できたと思います。

この曲に関して、さほど演奏難度が高いとは思っていません。執拗な繰り返しとかロングトーンが肉体的にしんどいという感じはありますが、音楽的に難しいとは思いません。

ただ、曲想が瞬時に切り替わるという特徴があります。その鮮やかさも特徴なので、奏者は次に何がおきるのかという明確なイメージをもたないと、中途半端な曲想のリアライゼーションで終わってしまいます。
ブルックナーに関しては、不遜ながら、それだけかなと思います。超絶技巧は要求されていません。
まあ、金管楽器が完璧な音で吹けるかとかはあるのですが、これはオケとしてではなく、各奏者の技術力の問題ですし、金管奏者のオケスタの問題ですから、指揮者としては突っ込んでも仕方のない領域です。

次回は、多少やっかいな選曲です。
近・現代曲中心です。
やり残していたヒンデミットと、ウェーベルンが中心になります。
よろしくお願いします。

2017年4月18日

4月練習会報告

4月の練習会のレポートをします。
今回は、レクイエムをやった先回と打って変わって、寂しい人の集まりでした。コア・メンバーにすら欠席が集中し、これでは流会にした方がよいのではないかと、正直なところテンションが下がりました。

結果、オール・Mozartプロにして、予定していたHindemithは延期しました。
しかしですが、この2時間半はなかなかにハードな「筋トレ」でした。

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というのも、メインだった「グラン・パルティータ」ですが、完全に音楽筋トレの曲でした。
全部、リピートをはずしたのですが、オーボエの私は途中で、目の前が白くなって貧血状態になりました。めちゃくちゃ大変で、倒れそうでした(これには個人的な事情もあり、ここのところハードなランニングと自転車トレーニングが重なって肉体的に危うかったのです)。
今回は管弦楽編曲でしたが、本来の13管楽器でコンサートをするときは、相当に戦略的に吹かないと、途中で死んでしまうということを学習しました。
今回はいつもより少ない10人ちょっとの練習会でしたが、私個人としては、よい音楽体験ができました。来ていただいた方にありがとうと言いたいです。

最後に、フィガロと魔笛の序曲をしましたが、さすが、ベテランそろいのメンバーですから、これはたいした問題はなかったです。
次回ですが、5月はいろいろな団体の発表会が重なることと思いますので休会として、6月にブルックナーの交響曲9番のみで再開します。

ちなみに、今年、ブルックナーの9番とマーラーの9番を予定しています。MOiKでこれまでやらなかったのは、どちらも私自身が母校の名大オケの定期でやって、思い入れが強すぎるんです。チェロでしたが、アホみたいに暗譜するくらいやりました。指揮は、ブルックナーは山岡重信さん、マーラー#9は猿の惑星から来た山田一雄さんだったと思います。どちらもマエストロです。もう私も60歳が近くなっていますから、20歳頃の記憶は不正確ですが、曲自体は鮮明に思い出せます。
次回は、主に指揮で挑戦します。

みんなと音を出せて、楽しかったです。

2017年3月19日

3月練習会報告

今年は寒さがこたえました。ようやく、気候が変わり始めた3月の練習会でした。
練習曲は、Mozartのレクイエムをメインに、Griegのペール・ギュント組曲、IvesのUnanswered Questionでした。
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Mozartのレクイエムは、以前からやりたかったのですが、編成が特殊で、余ってしまう管楽器が多数でてしまうこと、声楽が入らないと旋律がわからなくなることなどであきらめていました。しかし、昨今、足りないパートを即席で補うことをやっているうちに、臨機応変に楽器を入れ替えて演奏できないかと考えるようになりました。自信があるわけではなかったのですが、実験として企画しました。

結果は、かなり充実した練習会ができました。
臨時でソプラノを歌っていただいたMさんの存在もありがたかったです。フルートをボーカル・パートにあて、ホルンを通奏低音にしたなどの実験もうまくいったと思います。これで、声楽が入る曲や、バッハのような楽器編成が特殊な曲も、レパートリーにいれていくことができると確信しました。

Griegは、いわゆる名曲なのですが、楽曲としてMozartの濃密さに圧倒された感じです。Ivesは譜読みだけしました。次回までに、私は勉強を進めておきます。

さて、次回の4月の練習会ですが、少々変更しました。
メインは、ヒンデミットの「画家マチス」です。そして、サブを、というか、こちらの方が随分長いのですが、Mozartの通称グラン・パルティータとします。このK361は木管楽器のための曲ですが、Gleisnerの管弦楽編曲版がIMSLPにあります。これを使います。ArrangementsのなかのFor Orchestra (Gleisner)のファイルを落としてください。全パートあるので、紙に出力するときに、必要なページを指定してください。パートがない楽器もお休みではなく、オリジナルのスコアから、吹ける部分を自作してください。
さらに、今回先送りにした、フィガロと魔笛の序曲、それからアイブスもしたいと思います。Barberは6月にしました。来月も盛りだくさんですが、楽しみましょう。

2017年1月24日

1月練習会報告

2017年も、無事に練習会が始まりました。
寒さが厳しくなったせいか、集まりはもうひとつで、1st violinが欠けるという結果でした。しかし、そこは腕達者のそろったMOiKですから、スコアやガイド譜を見ながら、欠けたパートを演奏するという必殺技で、曲の輪郭は確保しました。

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練習曲は、チャイコフスキーの交響曲1番と5番です。これで後期3曲はつぶしたことになります。5番は経験している人が多かったようで、パートが欠けても問題なく進行しました。1番は始めての人が大半のようでした。それほどやっかいな曲ではありませんが、4楽章に地雷が隠れています。事前に曲を学習していないと、あっという間に落ちる場所が2カ所くらいあります。
両者を比較してみると、チャイコフスキーの技法の進化を感じ取ることができます。1番は、まだまだ硬いという感じをぬぐえません。主題の展開も、5番に比べると今いちかな、とも思えます。

いずれにしても、2017年のシーズンも始まりました。今年は少し回数が少なめになるかもしれません。弦楽器奏者の確保の困難さも状況が変わらず、変化の年になると思います。

2月は事情で休会です。
3月ですが、ご連絡した曲群に、MozartのRequiemを付け加えます。
楽器編成が特殊なのでとまどっていたのですが、昨今のパートの偏りを見ると、かえってそれを生かすという方法を考えられそうです。
再度、みなさんにメールしますが、こうしてください。

1 バセットホルンはクラリネットの古楽器ですから、クラリネットが吹いてください。F管ですが、IMSLPにBクラリネットに読み替えた楽譜があります。
2 フレンチホルンがありません。ホルンは、チェロ・通奏低音を吹いてください。
3 フルートがありません。コーラス上三声がト音記号でかかれていますので、ソプラノからテノールの部分を吹いてください。
4 クラリネット・指揮のKさんは、歌のバスを吹いてください。私も時々歌います。その他、コーラスを歌いたいという方は、歓迎します。

あと、グリークの「ペール・ギュント」ですが、弦のみの曲が「オーゼの死」と「アニトラの踊り」の二曲あります。これは、管楽器を加えて行います。何を担当するかは、その場で相談しましょう。そのため、スコアをプリントアウトしてください。短い、ゆっくりした曲ですから、初見で問題ないと思います。

アイブスの「答えのない質問」は、トランペットについては出席者全員で吹きます。木管は可能な人全員で吹きます。IMSLPにパート譜はありません。5分程度の曲、6ページなので、スコアを打ち出してください。弦楽器の人も同様です。

今年も、臨機応変、ハプニングを楽しんでいきましょう。

2016年12月18日

12月練習会報告

2016年最後の練習会を終えました。
今回は、名曲シリーズとしました。「眠れる森の美女」と「くるみ割り人形」を中心に、名曲とはいえませんが、ストラヴィンスキーの「幻想的スケルツォ」、そして順延していたシューベルトのグレート1楽章が内容です。

集まりは、ほどよく、という感じでした。

チャイコフスキーの組曲は、曲としては誰もが知っていますが、実際にやったことがあるかと言われたら、そんなに誰もが経験済みとはいえないような気がします。曲想がわかりやすいので、練習はスムーズに進行しました。もちろん、ちゃんと人に聞かせるレベルにするには、音程とか細かい装飾とか、十分にさらわないといけませんが、全体像は問題なくつかめます。

それに対して、ストラヴィンスキーは曲想をつかみ切れていなかったようです。音符は拾っているのだけど、次に何がくるかよくわからないという感じなので、曲の構成に乗っかれず、べったりした出来になってしまいました。
今回の曲ですが、著作権は切れていないけれども、なぜかIMSLPに存在するリストのなかで、取り組みやすそうな曲を選びました。春の祭典の現代的イメージが強いですが、じつは非常に広範囲な多作家だったことに、思いをいたしていただければと思います。

途中、私の趣味で、各楽器にフラッター奏法を披露してもらいました。みなさん、お上手ですね。感心しました。

2016年もたくさんの曲をやりました。
それでも、世界には、まだまだ体験していない名曲がたくさん残っています。知的な好奇心を持って、来年も未体験ゾーンに進みたいと思いますので、よろしくお付き合いください。

2016年11月20日

11月練習会報告

今月もなんとか終了できました。
皆様のご協力に感謝しきりです。

今回取り上げたのは、エルガーの交響曲1番と、プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」第1・第2組曲です。

実は、曲が成立しないかもしれないと恐れていました。プロコフィエフは、ある意味で擬古典主義と現代的手法を自在に遊べるスーパー作曲家なのですが、エルガーは個人的には少々疑問符がつきます。

MOiKでは、これまで「威風堂々」、チェロ協奏曲、エニグマ変奏曲、「コケイン」と、エルガーの曲を取り上げてきました。どの曲にも魅力的で親しみやすい旋律があります。が、そうかと思うと、そこは20世紀の人なので、曲全体が複雑に変調してしまう箇所が唐突に現れたりします。パート譜だけでは気がつかないのですが、複数になると、各楽器のラインが奇怪に錯綜して迷路に導かれてしまう。リズムの譜割りも、クラシックとしては複雑な部類にはいるでしょう。楽器が重なりすぎているオーケストレーションも、曲想をつかみにくくしているように思える。交響曲1番では、3楽章冒頭の弦楽器は、全体として何をやっているのかなかなかつかみにくいです。
今回、低音部が壊滅してしまったために、1年振りにチェロのケースをあけて弾こうしました。最初は弾いていたのですが、やはり途中からオケ全体が分解しはじめたので、棒振りに戻りました。

プロコフィエフは、有名な旋律もあり、オーケストレーションが整理されているので、まだしもわかりやすいです。ただ、そこは現代の作曲家なので、ところどころに特徴的な不協和音や、現代音楽の手法がまじっています。

余談ですが、この曲の全音ミニスコアの山口博史の解説が秀逸です。そこで、第2組曲冒頭の金管の不協和音について、クラスターという現代音楽の手法として説明されています。楽曲分析のレポートを書くには、答えが書いてあるという感じの明晰さです。

さて、来月はいよいよ今年最後です。有名な小曲集となります。
ぜひ、お集まりください。